（仮称）タンコン社社労働組合
委員長殿


前略

私は、タンコン社在籍時、十数年に渡って誹謗中傷、いじめ、嫌がらせを
受け続け、再三に渡って上司、総務、果ては社長にまで職場環境の改善を
求めていたのに無視され、遂には心身のバランスを崩し、体調に異常を
きたすに至りました。そのため、タンコン社の社内制度に従って、規定通りの
手続きをもって休暇申請をし、その後職場復帰に向けての対応、職場環境改善に
ついての面談を要望しましたがこれも無視され、結局、一方的な理由、
脅迫強要によって退職させられるという暴挙に遭いました。
このような暴挙を目の当たりにしながら、当時のタンコン社労働組合
執行部が経営に対して何の抗議もしてくれず、あまつさえ私の方に「悪く
なくてもお前が引いて退職せよ」といった誘導をしたことは、慣行上も
労働協約上も明らかに不自然であり、不当です。労働法以前の問題として、
このようなことは労使の信頼関係、組合執行部と組合員の信頼関係を
著しく損なうものであり、甚だ遺憾です。私は未だ納得しておりません。

もし、あなた方に良心、良識というものがあるなら、組合執行部として、
この問題を再調査し、然るべき抗議を経営にしてくださることを要望
いたします。「いじめを見て見ぬふりをするのは、いじめに参加して
いるのと同じ」といいます。あなた方がこの問題を看過するのであれば、
タンコン社経営と共に非難され、社として社会的信用を失うのも当然と
お考えください。
私はいつでも調査にお応えいたします。

草々